Oskar Fischinger
1900-1967
アニメーションの制作に必要とされる作業の自動化と労力削減の実験におおよそ10年費やし、動きと音の抽象性を接続させるに至った。
加工肉を切るのに使われたスライサーを基に改造したワックス・カッティングマシン
Spritual Constructions, 1927
モアレなどの図像的な干渉効果をつくるための機構
Spirals, 1922-1926
商業的な資金援助を受けて制作された作品群
1930年代のStudieシリーズ
音楽との同期
レコードの販促として
すでに有名な楽曲と映像を密結合させることで実験映像自体の新たな評価も開拓した
抽象映画が商業的に存続させるブレイクスルー
広告代理店の宣伝映画
Circles, 1933
Optical Poem, 1938
Metro Goldwyn Mayer社の出資
社のスタジオを借りたが管理費が高すぎて印税収入を受け取れなかった
グッゲンハイム財団が250ドルで作品購入
https://www.youtube.com/watch?v=6Xc4g00FFLk
グッゲンハイム財団が熱心に過去作を権利元の企業から買ったりした
労働集約型のアニメーション制作から脱却するための機構の開発などが初期のおもな関心事であり、この作業手順の蓄積が商業的な資金援助を受けて結実した。
また作品の収蔵・保存についても熱心な協力者がいたことが今日の位置づけ・評価に貢献している。